かっちゃん屋

ものづくりをしている技術者。仕事感とか日々の生活について思った事を綴ります。

仕事のネタ

何か別の仕事を‥とは考えているものの、今すぐ今の仕事を辞めたいとかそういうわけではない。

 

仕事辞めて起業だ!

みたいな気概もない。

 ライターのヨッピーさんの言う

典型的な「フワフワ層」の人間である。

 

副業でなにかメインの仕事以外を‥

と思い、まずに自分の持つスキルが浮かんだので、試しにあるテーマを定めてシンプルにLCDを制御するマイコンの載った基板を設計した。

 

‥が、これがスキマ時間で作るにはなかなかしんどい。

ギリギリアートワークはできた。

回路図がひけてしまえばあとはラッツの通りに引けば良いので、これはそこまで頭を使わない。

GPDWinという超小型のPCを手に入れたので、操作性はノートPCに劣るものの、電車やバスの中で作業が進められた。

データシートもまあなんとか読める。

ガーバーデータは海外のサービスを使って生板を作って届けてもらった。

この辺りはメイカーブームで便利な時代を生きてるなぁと実感する。

 

自分にとって大変だと感じたのはコーディングだ。

仕事でやるならだいたい8時間以上はパソコンに向かってるのでまとまった思考するための時間ができるが、バスの15分、電車の20分程度だと全く考えがまとめられない。

この辺りは時間の使い方に工夫が必要だと考えている。

 

休みの日、少し時間が取れる時

→フローなど大枠の整理、動作確認。

 

平日のスキマ時間

→休日の動作確認を意識して実装。

 

みたいな感じで、思考と作業を分けるといいかもしれない。

 

‥ただ、生まれたばかりの子供がいるので休日もゆっくり思考してパソコンをいじれる時間はとれない。

 

で、そうなるとものを作る副業ってよほど時間に余裕がないとダメなのでは?

と思ってきた。

というか、副業だろうがメインの仕事だろうが、ものを作るのって稼ぐのに向いた仕事ではないなと。

なんつーかこう、時間の割に合わない。

 

昔はものづくりとはそういうもんだと思ってたし、いくらでも時間つぎ込めばいいじゃんと思ってたけど、

色んな考え方するようになって、「自分の時間をなにに費やして、なにに変えるか」ってのを意識するようになった。

 

で、今の俺はものを作ることは時間を費やすのに値しないと思っている。

 

というか、ものを作って報われた経験が乏しいからかもしれない。

作って売った経験はないからなぁ。売れるとまた楽しいと感じるのかも?

 

うーん‥

で、そうなるとあと自分で持ってるスキルで仕事にできそうなものって簡単な翻訳/通訳ぐらいしかないんだよな。

 ただ、日常会話レベルで英語以外に2か国語話せることは自分の強みだと考えているけれど、語学はあくまでツールであって、その言語を生かして何ができるか、というレベルでないと金にするのは難しいと思っている。

 

 なんだか、

自分のリソースを仕事にしようと考えた時、自分のリソースがまず少ないことに気づいた。

 

無からは何も生まれない。

インプットの蓄積があってアウトプットがある。

 

しばらく、インプットにコストをかけてみようかな。