ヤジロベエ
これまで続けてきたことを、これからも続けていくべきか。
それとも、もうここらでやめるべきなのか。
気持ちがころころ変わる。
目が覚めると、昨日までの気持ちとまったく変わっている。
「もう俺は決めた。こうする。」
そう思っていても、次の日にはウソの様に
「いや、その考え方だと無理だな。やっぱりこっちだ」
だんだん自分が信じられなくなってきた。
常にそういう自分と一緒にいなければいけないのがキツい。
車線変更
うちの会社はあと何年も持たない気がする。
個人的には5年持つのかどうか怪しいと思っている。
持ったところで、今のような体制が一新されないようであれば
客は離れていくだろうなぁ。
人も増やすつもりはないようだし。
人数が少ないから一人一人の負担が増える
↓
ミスが多くなる、スピードが遅くなる、品質が低下する
↓
一人一人の負担がより大きくなる
↓
人を増やす余裕、効率化するための時間がなくなる
こんな感じで悪循環に陥っている。
そもそもトップがギリギリの状況が楽しいとか言っちゃってるから
ちょっと首かしげちゃうようね。
いつもギリギリの状況でやってたら改善とかしてる余裕とかないじゃんね。
ちょっと話はそれるんだけど、「受託設計」というのはものづくりをする会社、と考えていたけど、それだけではないのかなぁと最近思ってきた。
純粋にモノだけ売ってるわけじゃなくて、お客さんの要望に応える品質のモノをお客さんの代わりに作って提供するんだから、どっちかっていうとサービス業っぽくないだろうか。イメージの話だけど。
だからスケジュールちゃんと守る、先方に連絡ちゃんとするってとこまで含めてフォローして、お客さんが安心してプロジェクト進められるようにするのもそのうちだと思う。
で、それは担当者だけがそれをきっちりやっていればいいってわけじゃなくて、みんながそう思ってないとダメなのではないだろうか。
最後は動いたからいいじゃん、ウチはちゃんといいもの作ったじゃん、というだけの姿勢はいかがなものかと思うんだよな。
話は元に戻って…。
で、現状を変えるには
・自分の属する環境に働きかけて、変える
・自分の属する環境そのものを変える
しかないんだけど、前者ってものすごくエネルギー使うんだよな。
時間的なコストも、精神的なコストも費やす必要がある。
たとえば効率化だけど、効率化効率化って言ってるものの、実際導入しようとすると反発する人っている。
そういう人は効率化に価値を認めていなかったりね。形あるものが出来上がることだけに価値を感じている人。
そういう人とぶつかってまでして今の会社を変えたいかなーって思うと、
別にそこまでしたいって気持ちもないし、自分の属する環境を
少しずつシフトしていく方向に決めた。
来年で30になるから、2-3年で歩を進めたい。
で、残念ながら俺のやってるような仕事ってたぶんどこいってもそんな感じなんだと思う。似たような会社を2社経験してようやくわかった。
カタチあるものを作る仕事って部材の調達とか製造とかのプロセスを経るから
どうしても時間かかるし、ようやく出来上がってきたと思ったら不具合が見つかって直して、同ロットの製品にも修正を展開して…という感じ。
じゃあ何で食ってくんだ?
前に今の自分に勝負できるものがなさそうだと思ったからしばらくインプットに時間かけてみようって思ったけど、これからゼロからイチにするものを探してる余裕はなさそうだ。
自分で蒔いた種ってなんにもねぇと思ったけど、プログラミングはちょこっとだけ出来ることを思い出した。
Pythonは設計の効率化図るための簡単なツール作ったことがある。
調べてみるとPythonとかRubyとかのスクリプト言語はいろんなジャンルで使われているみたいで、興味が出てきた。
このあたりを勉強して、とっかかりにしていけないかと考えている。
勉強する時間が確保したい。何とか捻出しなければ。
勉強する時間とかもなくなると、他の選択肢へのシフトが難しくなる。
そう考えると、残業はマジで悪だ。
人生を奪うよな。ホントに。
ムダ遣い
仕事がキャパオーバーになってくるとどうしてもタバコを再開してしまう。
とにかくオフィスにいたくなくなる。
前の会社ではとにかくもう行きたくなくて朝からコンビニの喫煙所でタバコ5本ぐらい吸ってた。
あと昼メシもオフィスで食いたくなくなる。でも外で喫煙席のある飯屋は少ないし昼メシ代がもったいないのでドトールでコーヒー飲んでタバコ吸うだけになる。
前の会社ではもっと酷くて喫煙所でしゃがんでタバコ吸って缶ジュース2本ぐらい飲んで昼の時間潰してた。
あとあれだな、イライラするのでコンビニでパン買ってドカ食いするようになる。
そんなこんなで先月末ぐらいから半端なく忙しいんだけど、今月頭に入った小遣いがたった10日そこらでパーになった。
で、これはやべぇ、と思った。
仕事がキャパオーバーになる
↓
ストレスが溜まる
↓
ドカ食い、喫煙など不摂生になり、生産性のない出費が増える。
体重も4年ぐらい前のベストな体重から10kgも増えている。
キャパオーバーの仕事は残業するから時間も奪われるしストレスが溜まるから金も奪われる。
いいことねぇんだよホント。
仕事のネタ
何か別の仕事を‥とは考えているものの、今すぐ今の仕事を辞めたいとかそういうわけではない。
仕事辞めて起業だ!
みたいな気概もない。
ライターのヨッピーさんの言う
典型的な「フワフワ層」の人間である。
副業でなにかメインの仕事以外を‥
と思い、まずに自分の持つスキルが浮かんだので、試しにあるテーマを定めてシンプルにLCDを制御するマイコンの載った基板を設計した。
‥が、これがスキマ時間で作るにはなかなかしんどい。
ギリギリアートワークはできた。
回路図がひけてしまえばあとはラッツの通りに引けば良いので、これはそこまで頭を使わない。
GPDWinという超小型のPCを手に入れたので、操作性はノートPCに劣るものの、電車やバスの中で作業が進められた。
データシートもまあなんとか読める。
ガーバーデータは海外のサービスを使って生板を作って届けてもらった。
この辺りはメイカーブームで便利な時代を生きてるなぁと実感する。
自分にとって大変だと感じたのはコーディングだ。
仕事でやるならだいたい8時間以上はパソコンに向かってるのでまとまった思考するための時間ができるが、バスの15分、電車の20分程度だと全く考えがまとめられない。
この辺りは時間の使い方に工夫が必要だと考えている。
休みの日、少し時間が取れる時
→フローなど大枠の整理、動作確認。
平日のスキマ時間
→休日の動作確認を意識して実装。
みたいな感じで、思考と作業を分けるといいかもしれない。
‥ただ、生まれたばかりの子供がいるので休日もゆっくり思考してパソコンをいじれる時間はとれない。
で、そうなるとものを作る副業ってよほど時間に余裕がないとダメなのでは?
と思ってきた。
というか、副業だろうがメインの仕事だろうが、ものを作るのって稼ぐのに向いた仕事ではないなと。
なんつーかこう、時間の割に合わない。
昔はものづくりとはそういうもんだと思ってたし、いくらでも時間つぎ込めばいいじゃんと思ってたけど、
色んな考え方するようになって、「自分の時間をなにに費やして、なにに変えるか」ってのを意識するようになった。
で、今の俺はものを作ることは時間を費やすのに値しないと思っている。
というか、ものを作って報われた経験が乏しいからかもしれない。
作って売った経験はないからなぁ。売れるとまた楽しいと感じるのかも?
うーん‥
で、そうなるとあと自分で持ってるスキルで仕事にできそうなものって簡単な翻訳/通訳ぐらいしかないんだよな。
ただ、日常会話レベルで英語以外に2か国語話せることは自分の強みだと考えているけれど、語学はあくまでツールであって、その言語を生かして何ができるか、というレベルでないと金にするのは難しいと思っている。
なんだか、
自分のリソースを仕事にしようと考えた時、自分のリソースがまず少ないことに気づいた。
無からは何も生まれない。
インプットの蓄積があってアウトプットがある。
しばらく、インプットにコストをかけてみようかな。
道
小さい頃からガンプラやらビーダマンやら作ったりするのが好きで、改造なんかもやってた。
そのうち当時としては少し古かったけどポケコンに出会い、初めてBASICでプログラミングをしたり、電子工作に出会ったりした。
なんとなく今で言う組み込みっぽい要素が好きになり、高校在籍中からソフトとハードを学べるような進路を目指し、希望の学科に入学。
その時点までは一応、自分の思い描いてきたようなルートで進路を進む事が出来てきたわけだ。
だが、仕事となると、ちょっと違うのかなと最近思い始めてきた。
大学卒業後は産業機械の受託設計会社に四年近く勤めたが仕事で追い詰められて
退職。
設備インフラ系のIT会社に転職するも全く面白くなく四ヶ月ほどで転職。
今はアミューズメント機器の開発会社に勤務している。
物を作るのは好きだが、スムーズに進まなくなるとすごくストレスを感じる。
うまく動かなかったりするときに、問題を解決する能力が低い、という自覚はもちろんある。
普通の技術者であれば、そういうところに面白みを感じるのだろうけど、俺はプロジェクトがスケジュール通りに進まなくなってしまうことのほうが嫌だ。
解決するために、残業したり、ほかのプロジェクトのための時間を割かなければいけなくなってしまう。
会社がいつもプロジェクトいくつも掛け持ちでカツカツの状態でやってるからっていうのもあるかもしれない。
それでもやってのけるのが技術者、って風潮はある。
そういうもんなんだからしょうがない、そう言われる。
けど、技術者だったら自分の人生の大切な時間を奪われることを強要されるのは当然なのだろうか。
それは、技術の奴隷じゃないだろうか。
「技術者として生きる」みたいな、職人的な人がいる。そういう人はいくらでも時間を仕事のために使っても苦じゃないのかもしれない。
でも、俺は他にもやりたい事が沢山あって、仕事は人生のほんの一部でしかないと今は思っている。
上に述べたような人たちから見れば、俺は技術者と呼ぶに値しない存在だ。
「そんな俺が飯を食べていける道ってあるんだろうか。」
そう考えた時、最近俺にはもう何か新しい仕事を作るしかないんじゃないかと思うようになってきた。
面白いと思って目指してきた道はそれ以外の時間を削られる道で。
ならばと全然関係ない道を選んでみたらつまらなくて耐えられない。
大学を出てから歩んでみたどちらの「道」も会社の経営者の描く「道」で、それに沿って歩こうとするとどうも俺には苦しい。
いっそのこと、
全部自分で描いた道の通りに歩くという選択肢もないわけではない。
それには覚悟と準備が必要だけど。
いよいよ本格的に、
そういう事を考えていかないといけない。
ランチ
ランチ。
サラリーマンなら平日の昼食って午後からまた仕事、ってなるわけだよな。
いつも思うんだけど、
「これ食べたら午後からまた仕事しなきゃいけない」
そんな飯って美味いか?
俺はあんまり美味いと感じない。
多分どんなに美味い飯を出されても、午後から仕事だってなったら不味く感じる。
実際、前職でちょっといいハンバーグ食べたときとか、全然うまく感じられなかった。
だから、いつもは弁当だけどたまーに外で食べたりすることになってランチメニューに選択肢があると萎えるんだよな。
何選んでも美味しくいただけないから。
今日の昼は息子を連れて妻と外で食べた。
ケンタッキーがとりの日で安いからね。
息子にとっては初めてのフードコート。
ずっと抱っこ紐の中で寝てたけど。
家族と食う飯は本当に美味い。
チープな飯でも、美味い。
俺にとって飯は何を食うかより、誰とどんな状況で食うかの方が大事なようだ。